【セウォル号沈没】高校生250人犠牲!船体改造!職務怠慢!様々な不手際による最悪の事故

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投稿日:2024年5月21日 | 最終更新日:2024年5月21日

【セウォル号沈没】高校生250人犠牲!職務怠慢!乗客への避難誘導よりも先に船員が脱出

動画は船長とみられる男性が脱出しているところ

The captain and crew of the MV Sewol were rescued, leaving 476 passengers behind on the sinking vessel. Only three crew members defied the captain’s order, choosing to help the passengers escape, and they lost their lives in the effort.

「セウォル号の船長と乗組員は救助され、乗客476人が沈没船に残された。たった3人のクルーだけが船長命令に背き上極の脱出を手助けし、そして命を落とした。」

事故船セウォル号には乗員乗客476人が搭乗していました。事故で亡くなったり行方不明になった人数は304人に上ります。

しかしセウォル号の船長、機関士などの操船関係者15名は乗客の避難誘導もせずに我先に救助され、全員生き残っています。

セウォル号沈没事故と似たフェリーの横転、沈没事故は日本でも起こっています。

日本では2009年11月に東京から鹿児島へ向かうフェリー「ありあけ」が三重県沖で転覆する事故が発生しました。

過積載などはしていませんでしたが高波の影響で固縛されていなかったコンテナの横滑りによりバランスを崩し転覆してしまいました。乗客7人、乗員22人と搭乗者の規模は大きく違いますが「ありあけ」では死者は1人も出ず、船長は最後まで陣頭指揮をとり救出は一番最後でした。

【セウォル号沈没】高校生250人犠牲!船長は非正規社員 乗組員へは退避命令 乗客への移動禁止命令

運航会社の清海鎮海運の企業体質に大きな問題があったとされるセウォル号沈没事故ですが、実は沈没事故を起こした船長は40年以上の航海経験のあるベテランではありましたが1年契約で雇われた69歳の非正規雇用の人物で、当初運行予定であった正規職員47歳の船長に代わって船の運航をしていました。

事故時セウォル号の乗組員33人中19人が非正規職員だったようです。

そして事故当時に船を操縦していたのは経験の浅い三等航海士で、船長は操舵室には不在でした。

事故が発生してすぐに船長は操舵室へ向かいました。

実際に船を操舵していた操舵士は機関室へ連絡し乗組員の退避命令を出しました。操舵を指示していた三等航海士は突然のアクシデントに動揺し泣いていたそうです。

事故は午前8時50分頃発生していますが、数分後には乗客に対してその場に留まるよう船内アナウンスが流れます。そして客室に水があふれ始めても変わらず乗客へは待機命令を出し続け、恐ろしい事に船長が船を脱出する際にもそれは覆されることはなかったのです。

また驚くべきことに船員達は専用通路を使用して脱出しています。機関長を含めた機関室の乗組員7人は脱出しやすいように寝室前の通路に集まり救出が来る30分間何もせずに待っていました。

またその間に機関士2人は怪我をした調理師たちを目撃していたそうですが救助を行わず、自分たちが救助された後も負傷して動けないでいる調理師たちの存在を伝えていなかった事が後の捜査で明らかになっています。

多くの高校生や乗客はアナウンスの指示に従い水が押し寄せてもその場に留まっていましたが、船員たちは9時50分頃には海洋警察に救助されていました。

そしてアナウンスの指示に従わず船の屋上へ移動したり海に飛び込んだ高校生や乗客たちは救助されています。

修学旅行に参加していた高校生は325人でしたが生き延びる事が出来たのは75人のみでした。

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