【カンヤ・セッサー】逆境に負けないモデル 経歴は?足がない事は何の制限にもならない
移動手段は車いすではなくスケートボードを使っているカンヤ・セッサーさん。スケートボードは9歳の時に始めました。初めてのスケートボードは友達に借りて乗ったそう。
スケートボードに乗って一番最初にやったこと、それは坂を滑り降り歩道で”オーリー”することでした。それ以降カンヤ・セッサーさんはスケートボードに夢中になりました。
踏み込む足のないカンヤ・セッサーさんは足の代わりに手を使ってボードに加重をかける事でオーリーをします。
“I just punch with both of my hands. How I do an ollie is pretty much with my torso all the way up since I don’t have the use of the legs…I hop myself onto the railings. I go down bowls quite a lot. Bowls is my favourite because it feels good to just drop in.”
私は両手でボードを叩きます。私は使うべき足がないのでオーリーをする時だいたい胴体を使ってやります…。私はレールに自分で飛び乗ります。そして私は”ボウル”をよく滑り降ります。”ボウル”はただドロップインするだけでも気持ちいいのでお気に入りなんです。
www.paralympic.org 11 Jan 2023 「Para athlete, Hollywood actress, runway model Kanya Sesser is an unstoppable force」
カンヤ・セッサーさんはインスタグラムの動画でその様子を紹介していますが、自分自身でスケートボードを車のトランクへ収納し、足の使えない人用にカスタムされた自動車を運転し移動しています。
スケートボードとは別にカンヤ・セッサーさんは中学生時代から16年間、車いす陸上競技に取り組んでいました。
車いす陸上競技でカンヤ・セッサーさんは全米ジュニア障碍者チャレンジで金メダル、全米選手権で銅メダルを獲得しています。
その後車いす陸上競技は2005年に引退し、次はアクションスポーツに挑戦していきました。
スケートボードを自在に乗りこなすカンヤ・セッサーさん、次は雪の上でのスポーツがしたくなります。
カンヤ・セッサーさんが一番最初にスノースポーツに挑戦する機会となったのはパラ・ノルディックスキーのトラック競技でした。ですが、カンヤさんが乗る事のできる障碍者用にカスタムされたシッティングスキーを借りるには8500$程の経費がかかる為、当時学生だったカンヤさんには負担が大きすぎました。
この問題はパラ・アスリートの為のカスタムメイド用具の作成や資金提供を行っている非営利団体Project ROARとカンヤ・セッサーさんが出会った事で解消されます。Project ROARと繋がった事でカンヤ・セッサーさんは自分専用のスノーボードを手に入れる事ができました。
彼女専用のスノーボードは足ではなく胴体がボードに取り付けられるようになっています。
もともとスケートボードの素地があったカンヤ・セッサーさん。スノーボードはそのまま問題なく滑る事ができたそうです。
冬季はスノーボードをするカンヤ・セッサーさん。そうすると今度は夏季できるボードスポーツもしたくなります。
夏できるボードスポーツ、サーフィンにもカンヤさんは挑戦しています。カンヤさんはカリフォルニアに住んでいるため夏には「やりたい」と思った時いつでもサーフィンができるそうです。
スポーツの他にも挑戦している事があります。
カンヤ・セッサーさんは16歳の頃からAdidasやSweaty Betty、Abercrombie and Fitchなどのメジャーブランドでモデルの仕事もしています。2021年と2022年にはニューヨーク・ファッションウィークにランウェイにも上がっています。
セクシーな服装やボード・アスリートらしいTatoo、なによりもその魅力的な表情で有名ブランドのモデルをこなすカンヤ・セッサーさんですが、2016年には『Hawaii Five-0』というドラマ番組でプロサーファー役に抜擢され出演しています。その他にも『ウォーキング・デッド』、『フィアー・ザ・ウォーキングデッド』、2022年には『バビロン』、そして2023年夏にアメリカで公開された『The Keeper』という映画では主役の一人として出演しています。
『ウォーキング・デッド』ではなんと未舗装の凸凹道を時速60㎞で走るトラックに縛り付けられたゾンビのスタントを行っていました!
このスタントについてカンヤ・セッサーさんは「危険なほど楽しい!」と語っています。スケートボードやスノーボードなども「危険なほど楽しい!」とういう感覚が根本にあるんでしょうね。


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