《水木一郎さん死去、肺がん》2021年4月より闘病。バビル二世、マジンガーZ、コンバトラーVなど、数々の名曲を熱唱

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投稿日:2022年12月12日 | 最終更新日:2022年12月12日

2022年12月6日永眠。2021年4月に肺がん発表、1年7か月の闘病。『お母さんといっしょ』2代目歌のお兄さん。水木一郎(みずき いちろう)さんの名曲を集めてみました。

水木一郎(みずき いちろう)

1200曲にも及ぶ楽曲に命を吹き込んだアニメソングの帝王

NHK『おかあさんといっしょ』2代目歌のお兄さん

  • 早川 俊夫(はやかわ としお)
  • 生年月日:1948年1月7日
  • 没年月日:2022年12月6日(74歳没)
  • 出身地:東京都世田谷区
  • 身長:170㎝
  • 血液型:o型
  • 趣味:ゲーム
  • 《水木一郎さん死去74歳、肺がん》アニソンの帝王。2021年4月肺がん発覚

    アニメソングの帝王、アニメソング四天王。

    第二次ベビーブーム世代の子供時代。アニメの主題歌の多くを水木一郎さんが歌っていらっしゃいました。

    その芯の強い伸びの良い歌声、今聞いてもワクワクします。

    そんな水木一郎さんですが、2021年4月に肺がんが発覚し、その後1年7か月を生涯現役を貫く為、治療、リハビリに励んでみえました。

    概要

    2021年4月肺がんが発覚

    発覚した時点でリンパ節転移、脳転移していた。

    放射線治療、薬物療法などにより病変が落ち着くまでの効果を得たが、2022年新たな肺がんが見つかった。6月に手術を受け経過は良好との報が7月には出ていた。

    脳転移、リンパ節転移、髄膜播種を伴う厳しい状況だったが、生涯現役を目標に治療、リハビリに励んできた。

    人生最後のステージは11月27日の『第49回歌謡祭』。車いすで出演し『マジンガーZ』を熱唱した。

    《水木一郎さん死去74歳、肺がん》アニソンの帝王。実はNHK『おかあさんといっしょ』2代目歌のお兄さん

    実は水木一郎さんはNHK『おかあさんといっしょ』の2代目歌のお兄さんでした。

    「2代目歌のお兄さん」をやっていたのは、1976年4月から1979年3月。『ボログツブギ』幼いころに聞いた覚えのある方も多いのではないでしょうか?

    《水木一郎さん死去74歳、肺がん》アニソンの帝王。数々の名曲を熱唱!

    水木一郎さんの代名詞

    水木一郎さんと言えばやはりこの歌は外せないですね。水木一郎さんの代名詞と言ってもいい程の名曲「マジンガーz」

    そのパワフルな歌声が若いころからまったく衰えていない事に驚かされます。

    松本零士先生の名作キャプテンハーロックの主題歌

    1970年代には松本零士先生のマンガが次々にアニメ化された年代でした。松本零士先生原作のアニメからは名作と呼ばれる作品が多く生まれています。

    『宇宙戦艦ヤマト』『銀河鉄道999』『キャプテンハーロック』松本零士先生のアニメは子どもだけでなく多くの大人たちの心もふるわせました。

    その名作の一つ『キャプテンハーロック』の主題歌を水木一郎さんが歌ってみえます。

    今でも新作が作られる『ルパン三世』創生期の名曲

    今でも金曜ロードショーで毎年新作の作られている『ルパン三世』。

    そのテレビシリーズ初期のエンディングテーマ『ルパン三世愛のテーマ』。

    ルパン三世はフランスの小説家モーリス・ルブランの名作「怪盗紳士ルパン」シリーズの主人公「アルセーヌ・ルパン」の孫という設定で描かれている痛快アクション活劇アニメです。原作はモンキー・パンチ先生。

    1971年にアニメ化され、それ以降何度もアニメ化、映画化、OVAなど半世紀以上幅広い層から人気を得ている作品です。

    作品はコメディタッチで描かれていますが、この『ルパン三世愛のテーマ』はそのイメージとは異なる、しっとりとした大人の雰囲気のバラードです。

    『マジンガーZ』や『バビル二世』などの雄々しいイメージとまったく違う水木一郎さんの一面を見せてくれます。

    心がむずむずするようなセクシーさが、しっとりといつまでも心に残る名曲だとおもいます。

    ドラゴンズの応援歌!「燃えよドラゴンズ」も実は水木一郎さん!

    今回調べてみて初めて知ったのですが、あの中日ドラゴンズの応援歌「燃えよ!ドラゴンズ」も水木一郎さんが歌ってみえたんですね!

    聞いてみたら、なるほど確かに水木一郎節がぶんぶんうなってました!

    ささきいさおさんと「デビルマン」デュエット!

    アニメソング四天王の一人ささきいさおさんの代表曲『デビルマンのうた』を、水木一郎さんとささきいさおさんのデュエットで歌うという豪華仕様の動画もありました!

    ささきいさおさんの落ち着いた響く低音と、水木一郎さんの少しハスキーなパンチの効いた声とのハーモニーが絶妙です。

    お二人の歌い方の違いも垣間見ることのできる貴重な動画でした。

    《水木一郎さん死去74歳、肺がん》アニソンの帝王。ささきいさおさんからの追悼の言葉

    アニソン界を水木一郎さんと共にけん引してきたささきいさおさんから追悼のコメントが記事になっていました。

    「追悼 水木一郎君へ」
    私よりずっと若いのに、早すぎるよ。
    第一次アニメブームの頃「カラオケ一本、鞄に入れて…」
    東京駅の前の芝生に寝そべりながら、二人で歌ったのが昨日のように思い出される…。
    あれから何十年、最近の君は、まるで死に急ぐように仕事を続けていた。
    「休んだ方が良いよ」と声を掛ける間もなかった。
    もう、苦しんで歌うことも、見栄を張ることも必要ない。
    ゆっくりと、のびのびと休んで下さい。
    ご冥福をお祈りいたします。

    ささきいさお

    第一次アニメブームをけん引してきた同士の死。お二人の関係も深いものだったのでしょうね。

    子どもの頃見ていたアニメ、聞いていたアニメソング。今でも十分聞きごたえのある名曲が多かったように思います。

    その歌声はいつまでも心に残っていくものだと思います。

    闘病おつかれさまでした。すてきな歌をたくさん残していただいてありがとうございました。

    ご冥福をお祈りいたします。

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