ゲイの看護師、スティーブン・スミスの不可解な死
2015年8月サウスカロライナ州ハンプトン郡の道路で倒れているスティーブン・スミスさんが発見されました。彼の頭には痛々しい打撃痕があり、当初は銃撃事件として捜査されていました。しかし弾丸や銃弾の残留物、車両からの破片などの物証は見つからず、捜査官はセラミックの鏡がスティーブン・スミスさんの頭に当たったのではと予測し、ひき逃げ事故で死亡したと結論づけました。
スティーブン・スミスさんは同性愛者である事を公表していました。小さな町であるハンプトン郡でゲイである事を公表して生活することは容易ではありませんでした。それでもスティーブンさんは明るく、絶対により良い人生を送るんだと頑張っていたそう。スティーブンさんは看護師になる為に看護学校へ通っていました。
一度はひき逃げ未解決事件として捜査が中断されていましたが、ポール・マードックとマギー・マードックの殺害事件の後、再び捜査が動き始めます。
実はポールの兄リチャードはこのスティーブン・スミスさんと高校の同級生であり、親密な関係だったとの情報があったのです。
弟ポール・マードックが親しかったガールフレンドからも
「リチャードとスティーブンさんが一緒にいて親密だという噂がたくさんあった、マードック家では同性愛者である事は見下されていたんじゃないかしら?」
との証言が出ていたようです。
しかし、警察はこの事実は証明できず、スティーブン・スミスさんの死亡後数年FBIが情報を再び公開するまで、スティーブンさんの電話番号ですらはっきりしていませんでした。
最終的にリチャード・マードックから事件への関与を否定する声明が表明され、捜査はまた中断されてしましました。
グロリア・サターフィールド マードック家の家政婦 不審な死亡事故
グロリア・サターフィールドさんはマードック家の家政婦をしていました。2018年2月2日マードック家の階段から転落し重度の頭部外傷とそれに伴う脳出血などの合併症により亡くなりました。
その事故は「転倒事故」として報告されていましたが、検死官への通報も剖検も行われず死亡診断書は「自然死」となっていました。
そして彼女の死亡保険金をグロリア・サターフィールドさんの二人の息子は受け取っていませんでした。
なぜならアレックス・マードックとその友人2人で共謀し、保険金の受け取りをアレックス・マードックの銀行口座にして、サターフィールドさんの二人の息子へ保険金が下りた事を通知しなかったのです。
その後サターフィールドさんの息子さん達は訴訟を起こし最終的に650万ドル以上を回収しています。
2021年9月15日に捜査当局は2018年のサターフィールドさんの死亡に関して刑事事件として捜査を開始する事を公表しました。捜査当局は2022年6月にサターフィールドさんの死亡に関する調査を続ける為、遺体を掘り起こす許可を得ています。


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