RIZINガール・あきぴさんが『超RIZIN/RIZIN.38』(9月25日さいたまスーパーアリーナ)の前日軽量の場に登場したが、そのバキバキに割れた腹筋に注目が集まっているようだ。あきぴさんには”4児の母”の枕詞がついている。どんな人なのか、がぜん興味がわいたので調べてみた。
経歴
基本情報
経歴、主婦!
あきぴさんを調べ始めたとき、レースクイーンや、フィットネスジムのトレーナーなどの経歴をもっているのでは?と思っていたのだが、なんとただの主婦だったのだという。RIZINガール2021オーディションに合格しそこから活動を開始したが、もともと結婚後はずっと主婦をしていた。2020年に家でできる仕事として動画配信『17LIVE』を始め、それがきっかけとなり『17LIVE×RIZINガールオーディション2021』に応募したという。2022年も引き続きRIZINガールとして活躍しているが事務所には所属していない為仕事依頼はTwitterのDMで、としている。
今回見事に作り上げた腹筋を披露したが、もともと運動は苦手で2021年RIZINガールオーディションでは食事制限で13㎏の減量を行っている。合格した時には筋肉はスカスカで、骨と皮の状態だったという。
キックボクシング、ブラジリアン柔術 初心者、そして母
選手を理解したい!
ラウンドガールになったことで「選手の大変さも理解しなくては」との気持ちから格闘技ジムへ入会する。キックボクシングとブラジリアン柔術を週6日続けているという。どちらの格闘技も腹筋にきく競技で体がみるみる変化していき、オーディション合格時は13㎏まで落とした体重が今度は筋肉で10kg増量したとのこと。
4人の子育てもおろそかにしない
あきぴさんは2022年6月の時点で8歳、5歳、4歳、2歳の4人の子供を育てている。その中で週6日格闘技を続けているが、一日のスケジュールはどうなっているのか?
一日のタイムスケジュール
AM 6:00 | 起床・家事開始 |
子ども達を学校と幼稚園へ | |
『17LIVE』にてライブ配信(1時間) | |
ゴールドジム(1時間) | |
格闘技ジム(2時間) | |
子ども達お迎え・家事 | |
子どもね寝かしつけ後『17LIVE』ライブ配信 | |
AM 1:00 | 家事 |
AM 3:00 | 就寝 |
記載は数行だが、家事、送り、迎え全て小学校低学年を筆頭とする4人の子どもを抱えながらと考えるとかなりの大仕事である。また、週1日はジムを休み子ども達と向き合うようにしているとあきぴさんはインタビューで答えている。
いつかは解説まで
選手を理解する為に始めた格闘技だが、今ではあきぴさん自身がすっかりのめり込んでいるという。来年にはブラジリアン柔術での出場を目指していおり、プロとなるためのトレーニングをしているとあきぴさんは語る。いつかは解説ができるようになりたいという夢を掲げている。
世の中のママたちの希望になりたい
世間からの「母」へ向けられる圧力
結婚後は専業主婦だったあきぴさんだが、社会とのかかわりがなくなり、大変なのにもかかわらず評価の少ない「主婦」という仕事に日々自己肯定感が下がっていったという。外へ仕事に出るにしても出産・育児後の職場復帰はハードルが高く、いまだ根強く残る「育児は母親の役割」という認識、母親が仕事や趣味に夢中になれば「育児放棄」とみなされる。そういった「世間」に大きな疑問を感じていた
『17LIVE』
家でできる仕事として始めた『17LIVE』だが、動画配信を始めたことで「美容やファッションも主婦だからとあきらめず、身ぎれいにしていたい」と意識が変わったという。そこからRIZINガール2021オーディションへの応募となる。自分の活動を通して「ママだって自分の好きなことを諦める必要はない」と「ママ」達へ伝えたいとあきぴさんは語っている。
過去にDV被害、離婚。現在は?
あきぴさんは複数の媒体で妊娠中のDVで離婚した過去がある事を公表している。
現在は再婚しているようだ。2020年頃あきぴさんが運営していた『iebesanのブログ』にて何度か「夫」の文字の出てくるページがある。2020年頃はあきぴさんの模索期間であったのだろう、その当時は顔診断アドバイザーとしてサロン立ち上げ準備をしていたようだ。その中で準備を手伝ってくれる「夫」の姿が見えてくる。現在の旦那さんとは良い関係を築けているのだろう。
「あきぴがなれたなら私もなれるかも」
あきぴさんは過去、小学校6年生から「食べないダイエット」を始め、拒食と過食を繰り返していたようだ。体重への拘りが強く、生理不順にもなってしまっていたと『iebesanのブログ』記事にて告白している。しかしその後あきぴさんが出会ったイメージコンサルタント(個人の目的に合わせてファッションやメイク、立ち居振る舞いなどを指導するコンサルタント)「イメコン」により体重計から解放され、自分自身を受け入れ、自己肯定感を持つことができるようになった。この体験が今現在のあきぴさんの活動の原動力になっているのではないだろうか?
2020年立ち上げを計画していたサロンは「子連れでOK、くつろげるサロン」にしたいと何度も投稿している。そして現在は「4児を育てている主婦」RIZINガールとして、『主婦でも子どもがいてもやりたいことはできる』を実践しつづけている。
おわりに
あきぴさんは自身のnotoの中で
私は自分を客観的に分析するとして
ラウンドガール総合評価があるとしたら容姿は点数が低いので
告知、格闘技愛、RIZIN愛、毎日のライブ配信でRIZINを宣伝、を全力でやっていき、総合評価に繋げていきたいです。
影があるから光が輝く。
私はRIZINガールの光をしっかりと輝かせたい。
引用:noto
RIZINガールの中での自分の役割をこう記している。表に立つのではなく裏で土台をフォローしていく。まさしく「母」の発想である。
今回あきぴさんを調べてみて拒食・過食の過去があった事に驚き、そこから運動での体づくりへと立て直した姿に勇気をもらった。「人は変われる」まさしくあきぴさんが今、体現している。
参考
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